Baby,baby3

「あ〜ん、こうへい、やめてよ〜」
「まてまて〜」
 8つくらいの男の子が、水鉄砲片手に同じ年頃の女の子を追い回している。
「さあ、かくごしろ、もうにげられないぞ」
「やだよ〜やめてよ〜」
 びしゃっ!
「あ〜ん、つめた〜い!」
 びしゃびしゃっ!
「やだよ〜、つめたいよ〜」
 びしゃっびしゃっ!
「つめたいよ〜、びしょぬれだよ〜・・・・」
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「・・・・・・?」
 だんだん瑞佳は目が覚めてきた。
 ・・・夢?・・・浩平が私に水鉄砲で・・・
 そう、それは小さい頃の瑞佳と浩平の夢だった。
 ・・・でも・・・なんかお尻が冷たいなあ・・・ほんとに水鉄砲で撃たれたみたい・・・?
 尻のあたりの冷たい感触を感じた瑞佳は、掛け布団を剥いでみた。すると、
「ええええっ!?」
 シーツには、見事に大きな地図ができていた。パジャマのズボンも、パンティもぐっしょりだ。
「う・・・うそ・・・どうして・・・」
 瑞佳は自分の作った恥ずかしい染みに、激しく動揺していた。
 ・・・そっか、夕べ浩平にお酒飲まされて、それでふらふらになっちゃって・・・トイレ行かないで寝ちゃったんだ・・・
 昨晩、夕食の後に浩平が、酒を飲めない瑞佳に無理矢理飲ませたのだ。決して強くはない酒だったが、一口で真っ赤になり、三口でふらふら、結局半分も飲めずにギブアップしてしまった。
 ・・・ど・・・どうしよう・・・浩平が起きたら・・・怒るよね・・・ぶたれちゃうかも・・・
 横には浩平が、静かな寝息を立てていた。
 ・・・パジャマと下着、替えなくちゃ・・・
 瑞佳はベッドから出ようとした。そのとき、
「パジャマ、冷たいか?」
 浩平の声がした。
「! 浩平・・・起きてるの?」
「ああ」
「いつ・・・起きたの?」
「お前がおねしょしてる最中。何か生暖かい感じがして目が覚めて、布団めくったら、お前、おしっこ漏らしてて・・・」
 ・・・やだ・・・やだよ・・・浩平に見られてたんだ・・・
「起こそうかなと思ったけど、おねしょは起こしちゃいけないって言ってたの思い出して・・・で、お前が起きたからあわてて寝たふりしたんだけど・・・そんな必要なかったな・・・ん?瑞佳?」
 ふと見ると、瑞佳が座り込んだまま、子供のように泣いていた。
「わああん・・・うええん・・・」
「瑞佳・・・」
「ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・」
 泣きながら、瑞佳はひたすら謝り続ける。
「お願い・・・誰にも言わないで・・・浩平の言うことなんでも聞くから・・・」
 浩平の目は、哀願する瑞佳の一点に釘付けになっていた。そこは、おねしょで濡らした、パジャマの股間の部分だった。
「浩平のしてほしいこと、なんだってするよぉ・・・だからお願い・・・・・・・・!?」
 次の瞬間、瑞佳の唇に浩平はキスをしていた。
「かわいいぞ・・・すげーかわいいぞ・・・瑞佳・・・こんなかわいい瑞佳・・・見られてうれしいぞ・・・」
 めったに聞けない、浩平の優しい言葉だった。
「こんなの、誰にももったいなくて言えるかよ。二人だけの秘密さ」
「浩平・・・うっ・・・ううう・・・うれしいよぉ・・・」
 堰を切ったように、瑞佳は浩平の胸の中で泣きじゃくり始めた。
「さ、洗おうか」
「うん・・・」
 浩平に促され、瑞佳は風呂場に向かった。
「俺が洗ってやるよ」
「う、うん・・・」
 瑞佳は恥ずかしそうに、濡れたパジャマとパンティを脱いだ。
 ・・・瑞佳のおねしょパジャマ・・・瑞佳のおねしょパンティ・・・
 ぐっしょりと濡れた物体の発する潮の匂いに、浩平は激しく欲情をかき立てられていた。
「瑞佳・・・悪い・・・俺・・・我慢できそうにない・・・」
 浩平は欲情が爆発しそうになる自分をぐっと押さえながら、言葉を発した。
「え・・・?・・・いいよ・・・」
 ためらいがちに、瑞佳は言った。
 二人は丸裸になって風呂場に入った。 深いキスを交わしたあと、浩平は瑞佳の秘所を舌でなめ回した。
「だめ・・・汚いよ・・・」
「汚くなんかないぞ・・・おいしいぞ・・・」
 ピチャピチャと、舌の奏でる音が、風呂場に響く。おしっこと愛液の混ざった味に、浩平は興奮を押さえきれない。
「ん・・・あああっ・・・ふううん・・・」
 電撃のように貫く感覚に、瑞佳は翻弄されている。
「そろそろいくぞ・・・」
 浩平の棒は、すでに臨界寸前にまで達していた。
「ん・・・」
 瑞佳は脚を開いた。浩平の棒が、そこにあてがわれる。
 ずずずっ・・・ずぐう・・・ずぷぷぷっ!!
「んはあっ!」
 正面から貫かれて、瑞佳はのけぞった。
「ううっ・・・締まるっ・・・」
 内部はいつもにもまして締め付けが激しかった。
「ああっ・・・あああっ・・・あっ・・・」
 ぐちょっ・・・ぐちょっ・・・ぐちゅちゅっ・・・
 瑞佳は浩平にしがみついて快感に耐えている。
 ・・・ううっ・・・だめだっ・・・もう・・・
 もう10秒と持ちそうにない。浩平のマグマはもう、爆発寸前だ。
「私・・・もう・・・いっちゃう・・・いっちゃうう・・・」
 ずちゅずちゅずちゅずちゅ・・・
「俺も・・・もう・・・」
 瑞佳の目の前がかすんできた。
「んはあああっ!!」
 瑞佳が達した直後、浩平は間一髪抜いた棒から、大量の精液をほとばしらせた。
 ちょろちょろちょろ・・・
「あっ・・・ああっ・・・だめ・・・」
 達した瑞佳は、再び失禁した。漏らしながら、浩平と深いキスをした。
 二人はシャワーを浴びた後、パジャマとパンティ、濡れたシーツを洗った。
「夢を見たの。小さい頃の思い出。浩平がわたしにいじわるして、水鉄砲を撃ってくるの。びしょぬれになっちゃって、そこで目が覚めて・・・しちゃってたの・・・」
 さっき見た夢を、ベッドの中で瑞佳は話した。
「ごめん、夢の中にまで出しゃばって、いじめたりして」
 浩平は瑞佳をぎゅっと抱きしめた。
「え?浩平は悪くないよ?」
「いや、俺が悪い。おねしょは全部俺のせいだ。俺が嫌がる瑞佳に、無理矢理酒を飲ませたからだ・・・んっ?」
 瑞佳の唇が、浩平の唇をふさいだ。
「・・・そんなのもういいよ・・・浩平が私のこと、嫌いにならなくて・・・私・・・うれしいよ・・・」
「俺も・・・うれしいぞ・・・こんなかわいい瑞佳が見られて・・・」
「浩平・・・大好き」
 瑞佳は、幸せ一杯な気持ちで目を閉じた。

 数日後の朝・・・。
「おしっこは?・・・したか?」
「・・・・・・うん・・・」
「じゃ、替えようか」
「・・・うん」
 瑞佳は恥ずかしそうに、パジャマのズボンを脱いだ。しかし、パジャマは濡れていない。
「すげえなあ、さすが宣伝してるだけのことはあるな」
「うん・・・全然漏れてないね」
 瑞佳は、パンツ型の紙おむつを履いていた。小児用のおむつだが、大きめでゴムがよく延びるから、瑞佳でも履けた。
 あの夜から、なぜか瑞佳におねしょの癖がついてしまった。そこで浩平が昨晩、コンビニで買ってきた紙おむつを瑞佳に履かせたのだ。瑞佳は恥ずかしがったが、嫌がらなかった。
「おむつしてる瑞佳もかわいいなあ・・・」
「ううっ・・・やだよう・・・」 
 尻の部分に猫の絵がプリントされた、かわいい柄つきのおむつはしっかり一晩中のおしっこを吸収していた。
「学校にも、それ履いてくか?学校でおむつ替えなんていいかもな」
 浩平はにやけた顔で言った。
「ううっ・・・浩平のいじわる・・・・・・でも・・・大好き・・・」
「俺もだよ・・・」
 二人はそっとキスをした。

 放課後、学校の空き教室。
「じゃあ、替えようか」
「うん・・・」
 浩平に言われ、瑞佳はスカートをまくり上げて、履いていたブルマーを下ろした。
「たっぷり出したなあ・・・」
「うん・・・」
 あらわになった紙おむつは、股の部分が黄色く染まっていた。
 あのおねしょの一件以来、二人はすっかり『おむつ遊び』にはまってしまった。毎日、おむつをして学校に通っている。トイレは一切御法度、全部おむつの中にするのだ。
 おむつカバーにブルマーを履いているので、スカートがめくれてもバレる心配はない。
「こらっ、じっとしてろ」
「だ、だって・・・くすぐったいんだもん・・・あん!」
 浩平はティッシュで、濡れたその場所を拭く。その手の動きに、瑞佳は喘ぎ声を上げる。
「よし、じゃあ新しいおむつだ」
「うん・・・」
 瑞佳はカバンから、新しい紙おむつを取り出した。今流行りの(?)、柄付きのおむつだ。
「どうする?自分で履くか?それとも俺が履かせてやろうか?」
 浩平が聞く。瑞佳は頬を染めながら、
「浩平が・・・履かせて・・・」
「よしよし。じゃ、足上げて」
 言われるままに、瑞佳は右足を上げた。上げた足に、おむつの片方の穴を通した。次に左足を通して、一気に引っ張り上げた。
 履き終わったハイレグのおむつは、深く瑞佳の尻に食い込んでいた。
「よし、いいぞ」
「えへへ、ありがと」
 二人はそっとキスをした。

 二人はコンビニで、今夜のおかずと、替えのおむつを買った。
「私たちもいつか、子供のおむつ替えてあげるのかな?」
「ああ、早くそんな日が来るといいなあ」
 二人はしっかり腕を組んで歩いている。
「子供と二人仲良くおむつ替えっていいかもな。は〜い、お母さんと一緒におむつ替えましょうね〜、お父さんが替えてあげますよ〜」
「もう・・・浩平ったら・・・」
 沈みかけた夕日が、二人を照らしていた。



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