朝…。
 俺はいつものように、名雪の部屋のドアを開ける。
「うっ…相変わらずすごい音だ…」
 耳をろうする目覚まし時計の大音響に、思わず顔をしかめた。耳を抑えながら、一つ一つ、目覚ましを止めていく。
「ったく…俺がいるんだから必要がないだろって」 
 そんな俺のぼやきとはおかまいなしに、名雪はすーすーと寝息を立てていた。
「やれやれ…やっぱ名雪ってかわいいな…さ、朝だぞ、起きろ」
 ちゅっ…俺は名雪の唇に、自分の唇を重ねた。
「うにゅ…あ…祐一…おはよー…」
 頬を染めた名雪が目を覚ました。
「おはよう、名雪。…どうだ、今朝は?」
 聞くと名雪は、さらに頬を染めてうなづいた。 
「じゃあ、洗おうか」
「うん…」
 名雪はベッドから起きると、パジャマのズボンを脱いだ。その下から現われたのは、股の部分が黄色く染まったパンツ型のオムツ…『オヤスミマン』だ。
 名雪、実は最近、おねしょが再発してしまったのだ。小学校の高学年まではしょっちゅうしていて、中学のときもたまにしていたらしい。しばらくおねしょしていなかったのに、なぜかまたするようになってしまった。
 風邪を引くといけないといって、秋子さんが『オヤスミマン』というおねしょ用のオムツを買ってきた。名雪は『オムツなんて嫌だ』と嫌がったが、俺の説得もあってしぶしぶながらも使うことになった。
 名雪は最初のうちは悩んでいたようだが、俺が懸命に励ましたかいあって、『おねしょは悪いことじゃない』と、前向きになってきたようだ。
 今では、オヤスミマンを穿いて寝るのにすっかりなじんでいる。
「よしよし、今朝もいっぱい出していい子だなあ、名雪は」
「えへへ…」
 恥ずかしそうに笑う名雪の頭をそっとなでてやる。脱いだオヤスミマンの股の部分は、黄色に染まっていた。それを見て俺は、思わず股間を大きくしてしまった。
「風呂場に行こうか」
「うん」
 俺に促され、名雪は替えのパンティとタオルを持って風呂場に向かった。

 ノーパンのままで、私はお風呂場に向かった。
 シャワーで股を洗ったあと、パンティを穿いた。
「さ、朝飯だぞ、朝飯」
「うん」
 私達は食堂に向かった。

 私、最近おねしょが再発しちゃったんだ。
 ある日の朝、いつものように祐一に起こされて…なんかお尻のあたりが冷たい。起きてみると…シーツには大きな染み、パジャマもパンティもぐっしょり濡れていた。
 恥ずかしくて泣き出してしまった私を、祐一は笑わないで優しくなぐさめてくれた。
「俺、名雪のこと嫌いにならないぞ。もっと好きになったぞ」
 すごくうれしかった。
 おねしょ用オムツの『オヤスミマン』を穿かされたときも、 祐一は笑わなかった。「かわいいぞ」って言ってくれた。
 初めは朝が来るのが怖かったけど、今じゃ朝が来るのが楽しみだ。
 祐一が起こしに来たとき、おねしょしてると、
「いっぱい出していい子だなあ」
 おねしょしてないと、
「えらいぞ、今日はおねしょしなかったな」
 って、どっちでもほめてくれるの。恥ずかしいけど、すごくうれしい。
 
 夜…。
「うにゅ…」
 眠くなってきた。そろそろ寝よう。では、おやすみなさーい…
「おう、忘れるなよ、アレを」
 あ、いけないいけない。祐一に言われて思い出した。忘れないようにしなくちゃ、オヤスミマンを穿くのを。
 部屋に戻った私は、パジャマのズボンを脱いで、パンティを脱いだあと、パックから一枚、オヤスミマンを取り出した。
 お尻の部分に、かわいらしいイラストが入ってる。これ、本当は子供用なんだけど、ゴムが良く伸びるので、私でもはける。
 私はオヤスミマンに両足を通すと、上まで引き上げた。お尻に感じる、紙のような布のような肌触り。
 これでおねしょしても大丈夫。明日は祐一、どんな風にほめてくれるかなあ。
 では、オヤスミマンなさい(面白くないねっ)。

 朝だ。
 相変わらずくそやかましい目覚ましを止める。そして、いつものように名雪にチューを…
「うにゅ…ゆういち…」
「!?」
 起きてるのか?
「くー…」
 なんだ、寝言か。
「…しー…しー…」
 はいはい、しーしー。
「しーしー…しーしー…」
 しーしー、しーしー…ん!? 
 ちょろちょろ…ちょろろろ…
 小川のせせらぎのような音がする。名雪の布団の中からだ。布団をめくってみると、パジャマの股の部分からおしっこが漏れ出していた。どうやら夜中にすでにおねしょをしていて、パジャマの下に穿いているオヤスミマンは朝のおしっこまで吸収しきれなかったようだ。
 漏れたおしっこがシーツに染み込み、地図を作っていく。ほのかな潮の匂いが、俺の鼻をくすぐる。
「うにゅ…」
 おしっこを全部出した名雪はぶるると震えた。頬はわずかに染まっていた。
 名雪のおねしょライブを見ていた俺の股間は、すでにはち切れそうなばかりに屹立し、ズボンを押し上げていた。
 わき上がる欲情をぐっと抑え、俺は名雪にキスをした。

 シーツにできた地図に気づいた名雪は、恥ずかしさのあまり半べそをかいていた。
「ご…ごめん…私…」
「かわいいぞ、名雪」
 俺はそっと名雪の頭をなでてやる。いつもなら照れ笑いするところだが、パジャマとシーツを濡らしてしまったことで、おねしょをした証しがはっきりとできてしまった。もう恥ずかしくて情けなくて、泣きたいところだろうな。
「これじゃ…お母さんに怒られちゃう…」
「大丈夫大丈夫、秋子さんは怒らないよ。おねしょは怒ったって治らないのは常識だろ」
 穿いていたオヤスミマンを脱がせて、シーツとパジャマを洗濯に出した。
 秋子さん、怒るどころかニコニコ笑っていた。「あらあら、一杯出したわね。気持ち良かったでしょう」と気楽なものだった。

 ふえ~ん…シーツ濡らしちゃった…。
 でも、祐一もお母さんも怒らなかった。祐一、「かわいいぞ」って言ってくれた。恥ずかしいけど、ちょっぴり幸せだった。
 それから朝ごはんを食べて、制服に着替えて…
「行ってきまーす!」
 私と祐一は一緒に玄関を出た。
 
「ほら名雪、もうちょっとの我慢だ、耐えろ耐えろ」
「う~、漏れちゃう~」 
 私はトイレに向かって走っていた。横に祐一もいる。あ~、もうだめ、出る、出ちゃう~!
「あった、あそこだ」
 祐一が前方を指さした。見るとトイレがある。間に合った。
 私はあわててトイレに駆けこんだ。個室に入ってドアを閉めて、スカートの中に手を突っ込んだ。
 おしっこがもう少しであふれ出しそう。私はパンティをつかみ、素早く降ろした。
「は~…間に合った…」
 ちょろろろ…

 ……うにゅ?……え?え!?ええ~っ!!
「ううっ…!」
 股の部分の冷たさに目が覚めた。と同時に、あそこをぎゅっと締めた。
 あ~、よかった。止まってくれた。
 ここはトイレじゃない、教室だ。私、居眠りしてて、おしっこ漏らしちゃったんだ。
 右手で股の部分をそっと触ってみる。う~、濡れてる。椅子も少し濡れてるし…。
 幸い、漏らしたのは少しだったので、床までたれてはいなかった。私はハンカチで、そっと濡れた椅子と股をふいた。
 誰かに気づかれてないか気が気でないまま、その授業は終わった。私はあわててトイレに向かい、残ったおしっこを全部出した。
 パンティの濡れた部分を水で軽く洗い、絞って水気を減らしてから穿いた。
 トイレを出たあと、足がすくんで動かなかった。教室に戻るのが怖かった。
 みんなが、 「水瀬、授業中に漏らしたんだぜ」「名雪がおもらし?やだ、小学生みたい」って噂してるかもしれない。
 教室に戻ったら、みんなが私のこと、「おもらし女」だって笑うかも…どうしよう、もう学校に来られないよ…。
「どうした、名雪?」
 後ろから、祐一の声がした。

 名雪がトイレの前に立っていた。
「何かあったのか?」
 名雪は首を振る。しかし明らかに何かありそうな顔だ。
「隠すなよ、何かあったんだろ」
「な、何にもないったら」
 何かあるのは間違いない。でも、しつこく聞くのはやめた。
「あ、授業そろそろ始まるぞ、戻ろうか」
「う…うん…」
 ためらいがちな返事だった。俺は名雪と一緒に、教室に向かって歩き出した。
 教室まであと五メートルくらいのところで、
「ちょっと、やめなさいよ!」
「だって俺見たもん」
 何か争うような声が聞こえてくる。何だろう?
 俺と名雪は教室に入った。
「あー、来たぞ、おもらし水瀬だー!」
 何だと!?
「高校生にもなっておもらしかよ!」
「みっともねー!」
 四、五人の男子生徒からの野次が飛んできた。
「やめなさいよ!名雪に謝りなさいよ!」
 香里が怒鳴った。女子生徒たちも怒っている。しかし、野次は止まない。
 ふと見ると、名雪が泣いている。肩を震わせ、涙をこぼしている。そんな名雪に、さらに追打ちをかけるように野次が飛ぶ。
「相沢におしめ換えてもらいな」
「あー、くせえくせえ」
 とうとう俺はキレた。
「うるせえ!!」
 たまらずに怒鳴った。教室はしんとなる。
「名雪は漏らしてなんかないぞ!!椅子も床も、どこも濡れてないじゃないか!!」
「でも俺見たもん、椅子とスカートの中を、ハンカチで拭いてるの」
 野次った男子の一人が言い返してきた。
「俺が名雪は漏らしてないといったら、絶対に漏らしてないんだよ!!ずっと名雪のことを見てる俺が見間違えるわけがないだろうが!!」
 俺はありったけの声で叫んだ。
「そうよ!相沢くんが見間違えるわけないわよ!大好きな名雪なんだから!」
 香里も叫んだ。女子たちからも、そうだそうだと声が上がる。
 教室中から非難を浴びたその連中は、しぶしぶ名雪に謝るしかなかった。

 学校からの帰り道、私たちは公園に寄った。
 そこで私は祐一に、授業中におもらしをしてしまったことを話した。
「そうか…ちょっと…出ちゃったんだ…」
「…うん………うっ…ぐすっ…」
 話しているうちに、私は泣き出してしまった。
「…祐一…ごめんなさい…私…おねしょばっかりしてて、おもらしまでしちゃって…」
 すると、祐一が私を抱きしめてきた。
「謝らなくていいんだぞ。俺、怒ってなんかいないから。おねしょばっかりしてたって、おもらししたって名雪が好きだよ」
「祐一…ありがとう…」
 私と祐一はそっとキスをした。
「俺…名雪のおしっこ見たい」
 祐一が突然、変なことを言ってきた。でも、私は嫌がる気なんかこれっぽっちもなかった。
 私、祐一が好きだもん。祐一になら見せたっていい。
「…うん、いいよ…」
 私はパンティを降ろした。と、その直後に、
「よいしょっと」
「あっ…」
 祐一に抱え上げられた。祐一の両手は、私の両膝をしっかりと支えている。小さい子供がおしっこをするポーズだ。
「ほら、しーしー、しーしー」
「…しーしー、しーしー…」
 ちょろっ…じょろろろろ…びちゃびちゃ…
 あそこから吹き出したおしっこは放物線を描いて土に落ち、染み込まれていった。
 ああ…祐一が私のおしっこを見てる…恥ずかしい…でもすごく気持ちいい…私って…変態さんになっちゃったのかな…。
 全部出し終えた私は、ぶるっと身体を震わせた。
「好きだよ、名雪」
「私も…大好き」
 今度は舌を絡めて、延々とキスをした。

 公園で名雪の放尿ショーを見た後、俺たちは薬屋に寄った。
 オヤスミマンがなくなったので、新しいのを買うためだ。
「あれー、ないぞ?」
 店の中を探しても見つからないので、店の人に聞いてみた。 
「ああ、すいません。売り切れです」
「えー、ないのかよ」
「しょうがないね、よそ行こ」
「いや、こっちでいいだろ?」
 俺が指差したパッケージには、『パンパース ビッグサイズ』と書かれていた。
「えー、これ穿くの?」
「同じオムツなんだし、別にいいだろ?」
 結局、パンパースを買って家に帰った。
 店の人、まさか名雪が使うなんて夢にも思わないだろうな。
 夜、名雪の部屋。
「じゃ、オムツしようか」
「うん…」
 名雪は恥ずかしそうにパジャマのズボンとパンティを脱ぐと、ベッドに横になった。
 一糸まとわぬ下半身。淡い毛に割れ目…うっ…今にも触りたくなる…いや、いかん!こんなときに触るのは卑怯だ。
 両足を持ち上げて尻の下にパンパースを敷き、股を開かせた。その開いた股にパンパースをあてがい、横をテープで止めた。
「はい、おしまい」
「うにゅ…ほんとに赤ちゃんになったみたいだよ…」
 オムツ姿の名雪に、俺は激しく欲情していた。思い出すだけで二、三発は抜けそうだ。
「うー、ちょっとやだ…」
「なんでだよ、パンパースだって、オヤスミマンだってオムツには変わりないだろ」
「だって…オヤスミマンはまだパンツっぽいけど、こっちはテープで止めるから…いかにもオムツって感じで…」
「こっちの方がかわいいぞ。これからはこっちを使おうか」
「うにゅう…」
 名雪は俯いて頬を赤らめた。う~、かわいい~っ!!

 ちゅっ…柔かい感じが、唇に伝わった。
 目を開けると、すごく優しい目をした祐一の顔があった。
「おはよう、名雪」
「うにゅ…おはよ…」
 私はねぼけまなこで返事をした。
「おしっこは?したか?」
 じとっ…股のあたりの濡れた感じが、気持ち悪い…いや、気持ちいい。
「…したみたいだな。気持ちいいか?」
「うん…」
「でもそのままじゃかゆくなっちゃうからな。換えような」
 私はパジャマのズボンを脱いだ。昨日穿いたパンパースは、しっかりおしっこを吸収していた。
 祐一がテープをはがして、パンパースをはぎ取った。『ご開帳』になったパンパースの内側は、黄色に大きく染まっていた。
「おー、いっぱい出したな。いい子だなあ、名雪」
「えへへ…」
 祐一が私の頭を撫でてくれた。いつもの通り優しいね、祐一。
 シャワーを浴びた後、パンティを穿いて部屋に戻ると、祐一が変なことを言い出した。
「えー、でも…」
「ブルマー上に穿けばバレないよ。ほら、パンティ脱いで」
 学校にもオムツをして行こう、というのだ。昨日のこともあって心配なのかな?
 制服姿でオムツをする…恥ずかしいけど、すごくドキドキする…
 私はパンティを脱ぐと、ベッドに横になった。
「足広げて…」
 言われるままに足を広げた。あそこが外気にさらされる。祐一は新しいパンパースをわたしの股にあてがい、テープで横を止めた。
 その後、パンパースの上にブルマーを穿いた。パンパースは薄手なので、それほど違和感はない。
 それから朝食を食べ、祐一と家を出た。
「さ、急ごうぜ」
「うん」
 私達は手をつないで、学校に向かって小走りを始めた。

 放課後。
 俺はグラウンドの近くで、名雪を待っていた。
「あっ、祐一!」
 体操服にブルマー姿の名雪がこっちに走って来た。ブルマーの下にパンパースを穿いたままで練習をしていたが、どうやら誰にも気づかれた様子はない。
「よっ、お疲れ」
 俺と名雪は並んで歩き出した。
「どうだ?今日は大丈夫だったか?」
「うん、しなかったよ」
「よしよし、えらいぞ」
 俺は名雪の頭を撫でてやった。撫でながら、俺は胸の鼓動がどんどん速くなるのを感じていた。名雪、ブルマーの下に…パンパースが…おしっこが…汗とおしっこで中がムレて…
「あ…祐一……あそこ…大きくなってる…」
 うっ…バレた。
「ご、ごめん…」
「ううん…私で…大きくなったんだよね…何だか…うれしいな…」
 名雪は甘えるように俺に寄り掛ってきた。
「名雪……しようか…」
「……うん…」
 学校内でそういうことをする場所と言えば、体育倉庫だ。
 誰も周りにいないのを確認して、中に入った。
「「ん…んん……んん…」」
 中に入ると同時に、俺と名雪は唇を重ねた。舌を絡ませ、中を貪る濃厚なキスをえんえんと続けた。
 唇を離すと、よだれが糸を引いてこぼれた。名雪の目は潤んでとろんとしている。
 俺は名雪をマットの上に寝かせると、左手で胸を、右手でブルマーの股の部分をまさぐった。
 マシュマロのような、ゴムのような感触。かさっ、かさっと紙を擦る音。 
「あ、ちょっと待って…」
 名雪が止めた。
「トイレ…行きたくなっちゃった…」
「じゃあこのまましちゃえよ。オムツしてるから大丈夫だろ?」
「でも…あっ…ああっ…」
 俺は再び指を動かし始めた。
「あん…ああっ、はあっ、だめ…はぁぁん…」
 名雪は尿意と快感にもだえている。身体をくねらせ、熱い吐息を漏らしている。肌に食い込むぴっちりした赤いブルマーがとても煽情的だ。

「くんくん…くんくん…」
 祐一が指を止め、私のブルマーの匂いをかいでいる。 ブルマーの股の部分に鼻をくっつけ、鼻息も荒く匂いをかいでいる。
「だめぇ…祐一…くさいよぉ…汚いよぉ…」
「汚くなんかないぞ…名雪の匂い…すごくいい…」
 祐一の頬が紅潮している。私の頬は、きっとそれ以上に紅潮しているに違いない。
 ちょろっ…
「ああっ…」
 少し漏れてしまった。それを察知したのか、祐一は舌で股を攻撃してくる。
「あっ…だめ…ああっ、ふぁあっ…ああん…ふうっ…」
 ちょろろっ…ちょろろろっ…
 舌の刺激が、電流のように身体を伝う。
「あっ、だめ…だっ、だめぇ…出るぅ…」
 漏れ出す瞬間の、ぞくぞくとした快感が下半身を走る。
 じょろろ…じょろじょろじょろっ…じょろろろろ…じょろろろ~~~~~~~~~っ…
 次の瞬間、放水が始まった。
「あああああ…」
 吹き出したおしっこはオムツの壁に阻まれ、吸収されていった。
 …ああ…祐一の前で…おもらししてる…すっごく気持ちいいよぉ…私…変態さんだ…
 一分間くらい続いた放水がようやく終わった。
 私の大量のおしっこを、パンパースはしっかり吸収して外に漏らさなかった。
 股からも、ウエストからも漏れていない。
「祐一ぃ…」
「名雪…」
 再び私と祐一は激しいキスをした。
「脱がすぞ…」
 祐一の手が私のブルマーに伸びる。さっと脱がされ、次にベリベリと音を立ててオムツのテープをはがされる。
 開けられたオムツの黄色く染まった内部から、生暖かい潮の匂いが鼻に付く。
 おしっこより先に漏れていた、Hな液が糸を引いていた。窓からのわずかな明かりに照らされてキラキラと光っている。
「ふああっ!」
 あそこを直になめられ、私はのけぞった。 
 汗とおしっこと愛液が混ざった味を、祐一は感じている。びちゃびちゃと音を立て、あそこをなめ続けた。
「名雪…俺…もう…」
「うん……いいよ…優しくしてね…」
 私の答えを受け、祐一はズボンを脱ぎ、パンツを脱いだ。びっくりするほど大きな棒が、天を突くようにそそり立っていた。

 俺は名雪のあそこに棒をあてがい、ゆっくりと挿入を始めた。
 もう棒は臨界状態に近い。たぶんそう長くは持たないだろう。
 中の壁がぎゅっと締めつけてくる。油断しているとすぐにイッてしまいそうだ。
「ふああっ…入ってる…祐一のが…」 
 奥まで届いた棒の感触を、名雪は感じている。
 俺はピストン運動を始めた。始めはゆっくり、だんだん早く。
「あっ…あうん!…あああっ、ああっ!」
 ぐちゅっ、ぐちゅっ、ぐちゅっ、ぐちゅっ…
「あん!ああ、いい、いい!気持ちいいよぉ!」
 中はきつく、熱い。いつもよりもずっと締めつけが激しい。
 パンパースを穿いたまま登校して、部の練習に出て、おもらしして…いつもより名雪の性感はいやが上にも高まっていたに違いない。
 じゅぷじゅぷじゅぷじゅぷじゅぷ…
「もっと、もっとして!…ああっ、いい、いいよぉ…ああん、あん!あああっ!」
 淫らな音、そして名雪のあえぎ声が倉庫の中に響く。
「ああっ、私…だめ、いく、いくぅ、イっちゃうよ~っ!ふあああっ!!」
 急に締めつけが強くなる。棒が悲鳴を上げそうだ。
 …うっ、だめだ…俺も…これ以上は…うくっ…
「ううっ…もう出そうだ」
「私も…もうだめっ、だめぇっ…あああ!」
 目の前がかすんでくる。もう限界だ。あと十秒と持たないだろう。
「出すぞっ、名雪」
「いいよっ、出して!中に出してぇっ!」
 そのとき、強烈な電撃が体内を走った。
「うあっ!!くっ…」
「あああああああああっ!!」
 二人同時に果てた。名雪を抱きしめたまま、俺は延々と放出を続けた。 

 それから…。
 病院に通ったり、薬を飲んだりしているうちに、次第におねしょは減っていった。
 それでも私は、今でもパンパースを穿いて寝ているし、穿いたまま学校にいっている。
 おねしょやおもらしをすると、祐一が取り替えてくれる。
 体育倉庫や屋上でオムツ替えをしているうちに、そのままHしちゃうこともザラだ。


 名雪、だんだんおねしょが治ってきたようだ。
 でもパンパースをやめるつもりはないようだし、俺もそれでいいと思っている。
 オムツ替えのときの名雪の顔、すごくかわいい。
 あのほわっとした無邪気な顔と、パンパースが発するモワッとした潮の匂いが、俺の性欲をかき立てる。

 祐一、大好きだよ!
 これからもオムツ替えてね!

 名雪、大好きだぞ!
 ずっとオムツ替えてやるからな!



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